手形でもらったが心配

 手形をもらうとき、相手の信用状態はどうかということが心配になるものですが、もちろん信用状態をしらべないで受け取ることはたいへん危険なことといえます。
 そこで相手の信用状態を調べるにはどうするかといえば、振出人あるいは裏書人の信用状態を銀行などに問合わせればいい。そうすればわかるのです。

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 期日がずっと先の手形をもらった場合、そういう手形を現金化したいときは、銀行その他一般に手形を割引きしてくれる人のところへいって、その手形に裏書きして渡し、現金を受けとればよいでしょう。もちろんその日から満期日までの利子(割引料)を手形金額から差引いた残額(手取金)を受け取ることになるのですが、それはいたし方ないことです。要するに手形の割引で、裏書きすることによって手形を相手方に売りわたすわけです。
 偽造された手形を受け取った場合、偽造された手形だからといって無効ではなく、その手形を偽造または変造した相手方が、その手形の責任をもつことになるのです。たとえば甲が乙の手形を偽造して、または乙を裏書き人として丙に支払ったというような場合、乙にはなんの責任もないのである。この場合乙は自分の名を利用されたうえで、自分が発行し、または裏書きした覚えのない手形の責任までとらされるのではたまったものではありません。
 しかし甲は自分の偽造した手形については責任をもたねばならないのです。したがって丙は甲に損害賠償の請求をすることができることになります。
 そこで事情をよくしらべてから対策をたてることですが、これは弁護士などに相談して対策をたてることです。なかなか難しいことだからです。
 受け取った手形が不渡小切手だった場合、この不渡小切手をふせぐ方法はないかというと、小切手を受けとるときは、まずその人の取引きしている銀行へ問合せてみることです。そして銀行での信用程度などをしらべてみることです。
 でなければ銀行が支払いを保証する保証小切手をもらう。この保証小切手ならば銀行では支払いをぜったいに保証してくれるから現金とおなじわけであるから、最も安全確実な小切手ということになります。

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