リース

リースは、本来英米法系の動産賃貸借に対する、土地または建物の賃貸借を意味しますが、現在では第二次大戦後に急速に発展してきた特珠な賃貸借、つまり金融手段の一類型としての特殊な性質を有する賃貸借を意味するようになりました。
リースが戦後の特に昭和30年代後半から急速に発展するに至った原因としては、時代特に経済の進展に合致したためですが、リースの長所といわれる次の点であるリース料が法人税法上全額が損金として算入しうること、リースを利用すると資本を固定せず、運転資金を留保しながら最新の機械設備を利用しうること、急激な技術革新のもとにおいても、高額な最新の機械設備を常に利用することができること、特に中小企業にとってもこれが可能となったことにあずかることが大きかったといえます。

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リースは、アメリカで発達してきた取引形態であって、これを資本として日本で近年発展してきたリースは、その経済的な特色上、民法上の賃貸借では割り切れない面があり、売買契約的な性質をも有しているといわれます。リースは、その取引形態に応じて、各種に分かれますが、その一つとして、ファイナンスリースとメインテナンスリースとに分ける分類があります。ファイナンスリースは、その機能が主として金融にあるリースで、リース物件の保守、管理については原則として借主が負担します。メインテナンスリースは、一名サービスリースともいわれ、リース物件の保守、管理について貸主が負担するといわれます。しかしファイナンスリースは、最初のリース契約で元本投下資本を全額回収するものであって、ファイナンスリースでも、リース物件の保守、管理を貸主で負担する場合もあるために、この分類は必ずしも完全な分類とはいえず、近年ではファイナンスリースとオペレーテングリースに分け、ファイナンスリース以外のものをオペレーテングリースとして、これにレンタルをも含めます。そして、オペレーテングリースでは最初のリース契約で元本全額を回収せず、通常リース物件の保守、管理は貸主において行い、リース物件の老朽のリスクも貸主が負担し、一定期間後は予告期間をおいて解約をすることができるとされ、汎用性のきく物件に利用されますが、一般にリース料はファイナンスリースよりも高くつくといわれます。自動車のリースは一般にメンテナンスリースが多く、ときにはレンタルもあります。他方、電子計算機などのリースは、レンタルが多く、なかにはオペレーテングリースもあるといわれます。しかし一般的にいえば、日本におけるリースの圧倒的多数はファイナンスリースになっています。

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